カウンセリング熊 アラン・アーキン著(2017年1月24日読了)
友人の勧めでアラン・アーキン著の『カウンセリング熊』を読みました。初版が1988年ということで、もう30年も前に発表された作品です。
白洲次郎 占領を背負った男 北康利 著。2005年7月上梓。 (2016年6月7日読了)
白洲次郎という人はとてもまっすぐに生きた人であろう。生きた時代は戦争前後の混迷期であり、吉田茂との出会いによって大きく日本の将来に寄与することになった。しかし、世が違えどもこういった人物は表に出てくるであろう。好人物であり、ファンも多い白洲次郎とはどういった人だったのだろう。
神の微笑 芹沢光治良 著。1986年上梓。(2016年11月10日読了)
芹沢は日本では文学者として知られますが、それ以前は経済学を学ぶ学生でした。国費によってフランス留学し、そこで当時最先端の思想、技術に触れています。申し分のないリアリストである彼が神について考えたのです。異国にて当時は不治ともいわれた結核に罹り、療養施設に入り、人生を変える人との出