【2018年6月発行 笑福だより】お互いに理解し合うために行うのが対話 相手の満足を引き出すことで自分も満たされます
- toyonobunkyokai
- 2018年7月14日
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米国と北朝鮮のトップ会談が行われました。「歴史的な」といった言葉で快挙と報じられています。中身はというと……。政治に一言いうことが趣旨ではありませんので、私の意見は控えます。
今回大事なことは、対話がなった事ではないでしょうか。米国も北朝鮮も軍事力をちらつかせながら牽制し合ってきたのがこの一年のこと。それが四月以降に対話融和の路線へと方針変更したのです。これは評価すべきことでしょう。
対話はお互いに理解し合うために行うことと私は思っています。自分の主張や利益になることを通すことが目的ではなく、相手の理解を得るために相手の思いを知ること。最終的には相手の満足を引き出して自分の利益も生み出すのが対話です。そういった路線で、両国には今後も対話を繰り返してほしいと思います。
教祖伝や逸話篇を読むと、教祖は対話を大事にしていたことが分かります。訪れる人、訊ねる人に対し、わかりやすい例えと簡易な言葉で伝えています。教育レベルが高くはなかった当時のこと、誰もが分かるように話し、おふでさきというかな文字の原典をのこされました。相手のことを知って寄り添って、分かりやすい言葉で教えを説く。こういう姿勢が各国トップに必要だと思います。
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