【2018年6月発行 笑福だより】(一九〇)この道は
(一部抜粋)多少学問の素養などもあった松村吉太郎の目には、お屋敷に寄り集う人々の中に見受けられる無学さや、粗野な振舞などが異様に思われ、軽侮の念すら感じていた。ある時、教祖にお目通りすると「この道は、智恵学問の道やない。来る者に来なと言わん。来ぬ者に、無理に来いと言わんのや...
【2018年5月発行 笑福だより】(四五)心の皺を
(一部抜粋)「皺だらけになった紙を、そのままに置けば、落とし紙か鼻紙にするより仕様ないで。これを丁寧に皺を伸ばして置いたなら、何なりとも使われる。(中略)心も、皺だらけになったら、落とし紙のようなものやろ。そこを、落とさずに救けるのが、この道の理やで。」...
【2018年4月発行 笑福だより】(一七七)「人一人なりと」
教祖は、いつも、「一日でも、人一人なりと救けねば、その日は越せぬ。」と仰せになっていた。 教祖は病を治すことがおたすけだとは諭していません。それぞれの立場で心を尽くすことだろうと私は解釈しています。ただ「わが身がたすかる」ために「人をたすける」のではないと思います。「自分が...