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【2018年4月発行 笑福だより】おいしいご飯も摂りすぎはダメ 「何事も欲張るな、摂りすぎるな」です

  • toyonobunkyokai
  • 2018年4月14日
  • 読了時間: 2分

 夕食のご飯を土鍋で炊くようになって、今まで以上にご飯がおいしいと感じています。そのせいか、うちの家族はみな少し太ったようです。おいしいというのは罪なものです。

 食生活と病は深いつながりがあるといいます。ちなみに最もバランスのいい体をしているのは、アフリカのマサイ族だとか(所説あり)。しなやかな体で程よく筋肉がついていて、うらやましい限りです。視力、聴力、身体能力は超人級です。しかし彼らの食生活は決して豊かではありません。食料となる動物や植物が定期的に手に入るとは限らず、毎日を必死で生きています。

 それに対して私たちの食生活はどうでしょう。スーパーに行けば食べたいものはいくらでもあり、アイスやジュース、ケーキなど甘いお菓子もふんだんにあります。こんなに恵まれた食生活ならさぞかし健康かと思いきや、そうではないのです。どういうわけか食の豊かさと病の多さは反比例しています。日本人の死亡原因の上位を占める高血圧、心不全、糖尿病、がん。こういった病はマサイ族の中ではまれにしかみられません。かつてその理由を人種の違いからと簡単に片づけていました。しかしそれは間違っています。マサイ族が都会暮らしをすると、やはりこういった病にかかってしまうからです。これらの病が生活習慣病、文明病を言われるゆえんです。

 となると、やはり摂りすぎということでしょう。文明が進むと糖分が過剰摂取になります。対策はご飯をはじめとする炭水化物を減らすこと。。さらに良くないのは人工的もの。ジュースなどに含まれる甘味料、マーガリンに含まれる人工のトランス脂肪酸。こういった本来自然界にないものを、人間の体は分解することができません。なので溜まってしまうのです。病というのは「何事も欲張るな、摂りすぎるな」という、神様からのメッセージなのかもしれません。


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